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カンジダ性食道炎の原因は免疫力の低下、症状がなければ自然治癒でOK

2020年06月05日

カンジダは性病の一種なので性器だけに症状があらわれると思われがちですが、食道の粘膜に感染してしまうことでカンジダ性食道炎が引き起こされることもあります。一般的にカンジダは性器に症状があらわれることが多いと言われているので、食道に異変があらわれてもカンジダ菌が原因であると気づくことができない人も多く、すぐに治療を開始できない人も少なくありません。ほとんどは免疫力の低下による感染であるため、これがなければ自然治癒でも構いませんが、症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

カンジダ性食道炎を発症すると、軽い嚥下障害が引き起こされ食事や飲み物、唾液などを飲み込むときにつかえを感じるようになったり、胸やけを感じるようになったりするでしょう。これらは比較的軽度だと言うことができますが、ひどい場合は嚥下時に激しい痛みを伴うこともあります。人によってはまったくの無症状で、胃カメラを行ったときに偶然発見したというケースもあるので、自覚がなくても定期的に検査を受けることは大切だと言えるでしょう。カンジダ菌は食道の壁の表層で留まることが多いので、食道の深部や血液中に入り込んで感染を起こすことは少ないと言えます。症状がなければ自然治癒でも構いませんが、稀に心筋への感染や肝臓や脾臓の膿腫などを引き起こす全身性のカンジダ症の初期症状である場合もあるので、激しい痛みなどがある場合は早急に医療機関で診てもらうことが重要だと言えます。

カンジダ性食道炎を発症する原因は、免疫力低下以外にもいくつかの理由が挙げられるのですが、歯ブラシによる感染やステロイドの内服がその一例です。歯ブラシにカンジダ菌が付着していると、歯磨きを行ったときに口内にカンジダ菌が侵入して食道まで到達し、そこに感染して症状を起こすことがあります。また、ステロイドの利用はカンジダの原因となることがあると知られていますが、吸入する内服タイプのステロイドを利用すると、食道に残ったステロイドが刺激となりカンジダ菌が異常増殖してしまう可能性があるのです。疲労やストレスの蓄積など、免疫力の低下による発症がほとんどだと言えますが、歯ブラシやステロイドが原因となることもあるので注意しておきましょう。

性病の一種であるカンジダは食道炎を引き起こすこともあるので、性器以外に異変があるときもカンジダの可能性があることを知っておかなければなりません。喉につかえを感じるようになったときには、カンジダ性食道炎を発症しているかもしれませんので、ひどいようであれば医療機関を受診しましょう。カンジダは自然治癒することができる病気なので無症状であれば自然治癒を待っても良いのですが、痛みなどがある場合は全身性カンジダ症の初期症状である可能性もあるので、そのときは病院で診察を受けるようにしてください。免疫力の低下によってカンジダ性食道炎が起こりやすくなるので、まずは免疫力が下がらないように気をつけておきましょう。