• ホーム
  • カンジダは性交渉が原因ではない?!カビが元凶だった

カンジダは性交渉が原因ではない?!カビが元凶だった

2020年01月01日
悩んでいる女性

カンジダは性交渉で感染することがあるので、原因は性行為にあると思っている人もいるのですが、そもそもの根本的な原因は体内に常在している菌によるものであることが多いです。体内に常在している菌はカビの一種であり、このカビが何かしらのきっかけで増殖することによって身体に症状があらわれるようになってしまいます。性行為だけが原因だと考えていると、その他の原因による発症を見逃してしまったり予防することができなかったりすることもあるため、どのような理由でカンジダを発症するのか知っておくことが大切だと言えるでしょう。

カンジダ症の原因となる菌はカビの一種であり、これは腸管内や膣内、口腔内にもともと存在していることがあるもので常在菌と呼ばれています。カビ菌が体内に存在していることに驚く人もいるかもしれませんが、これは誰でも持っている可能性があるものなので、体内にカビ菌がいたとしてもまったくおかしくないことなのです。この常在菌は普段身体に悪影響を及ぼすことはありませんので、カビがいるなんて不安などと思う必要はありませんが、きっかけがあると異常増殖が起こって身体に悪さをするようになります。きっかけには体調不良や妊娠、ピルの服用などが原因となることが多いですが、これらによって免疫力が低下したり膣内の環境が変わったりすることが大きな理由だと言えるでしょう。

疲労が溜まっていたり風邪などの病気に感染していたりすると、身体の抵抗力が弱まってしまうため、簡単に他の病気に感染しやすくなってしまいますが、カンジダに関しても同じことが言えるのです。ストレスを感じているときや十分に睡眠がとれていないとき、栄養の偏った食事をしているときも免疫力が低下しやすいので注意しておきましょう。妊娠の場合は免疫力が低下してしまうことがあるだけではなく、膣内環境も変わってしまうので妊娠をきっかけにカンジダになってしまう人は少なくありません。ピルを使用することでも膣内の環境に影響を与えてしまうので、ピルを服用している人は注意しておきましょう。

驚くべきことにカンジダの原因であるカビは抗生物質を服用することで増殖してしまうケースもあり、他の病気の治療のために抗生物質を服用していると、その病気が治る代わりにカンジダを発症させてしまうかもしれません。病気を治すための薬でカンジダになるわけがないと思う人もいるかもしれませんが、治療薬によっては他の病原菌が繁殖しやすい環境を生み出してしまうことがあるので、カンジダに対しては逆効果となる治療薬もあるのです。抗生物質の服用をやめてしまうと他の病気を治すことができなくなるので、どのような病気であっても感染したときにはすぐに治療を開始して、なるべく早く症状を改善することが大切だと言えます。そして、治療中はカビの異常増殖が起こらないように、免疫力が低下しないような生活を送ることが大切だと言えるでしょう。